御器谷法律事務所

遺産分割Q&A

Q4.遺産分割協議書の作成について教えてください
先日、父が亡くなりました。そこで、母と兄弟で話し合い遺産をどう分けるかの話し合いができました。その場合、書類作成の必要はありますか。

A. 回答
1. 遺産分割協議書の作成
 各相続人の間で遺産分割の話し合いがまとまったときは、必ず遺産分割協議書を作成する必要があります。
遺産分割協議書には次のような重要な役割があります。
 1 文書化することにより後日の紛争を未然に防止する。
 2 遺産の中の不動産の所有権移転登記をする場合の原因証書として必要となります。
 3. 相続税の申告の際、法定相続分と異なった遺産分割をしたときは、遺産分割協議書が必要となります。
 4. 遺産の中の銀行預金を特定の相続人が取得する際、銀行から遺産分割協議書の提示を求められる場合もあります。
 
 協議方法としては、一堂に会して話し合うのが一番ですが、遠方に住んでいる相続人がいる場合はそれも難しいことになります。
 そのような場合は、電話、メール等で話し合いを進めて、協議が成立したら分割協議案を作成し、郵送等で持ち回りに署名捺印する方法をとればよいと考えられます。
  
2. 遺産分割協議書の参考例

遺産分割協議書
被相続人甲の遺産分割について、共同相続人全員は以下のとおり協議を行い、協議によってその相続財産を次のとおり分割し取得する。
第1条 相続人妻乙は、次の遺産を取得する。
1. 東京都中央区銀座○○丁目○○番地○○号所在
宅地○○.○○平方メートル
2. 同所同番同号所在の建物
家屋番号○○
木造瓦葺参階建居宅
床面積  壱階○○.○○平方メートル
      弐階○○.○○平方メートル
      参階○○.○○平方メートル
第2条 相続人長男丙は次の遺産を取得する。
○○株式会社の株式○○株
××株式会社の株式○○株
○○銀行銀座支店の定期預金 金○○万円
第3条 相続人次男丁は次の遺産を取得する。
××銀行銀座支店の定期預金 金○○万円
第4条 本協議書に記載のない遺産並びに後日判明した遺産は、各相続人の法定相続分に従って分割する。
本協議の成立を証するため本書3通を作成し、各相続人において署名及び実印による捺印のうえ、各1通を保有する。
  平成○○年○月○日
    住所:
      妻:    (印)
    住所:
    長男: (印)
    住所:
    次男: (印)

 この遺産分割につきましても、遠慮なく当事務所にご相談下さい

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