御器谷法律事務所

トピックス

T 米国弁護士会訪問

 弁護士御器谷修は、2000年9月、所属する東京弁護士会の米国弁護士会訪問旅行に参加し、ワシントンD.C.弁護士会及びニューヨーク・シティ弁護士会を訪問しました。

 東京弁護士会の国際交流及び調査研究を目的として、副会長、監事、国際関係委員会、図書館委員会が主となり行われた東京弁護士会でも初めての公式行事であり、実に意義深い訪問となりました。

 なお、アメリカの弁護士会との交流のみならず、ワシントンD.C.及びニューヨークの巨大法律事務所(ロー・ファーム)や合衆国最高裁判所、F.T.C(連邦取引委員会)等の見学や陪審法廷の傍聴等、日本では経験できない貴重な実りの多い体験をすることができました。

1. ワシントンD.C弁護士会訪問

合衆国大統領官邸 合衆国議事堂 合衆国最高裁判所
合衆国大統領官邸 合衆国議事堂 合衆国最高裁判所

ワシントンD.C.は、アメリカ合衆国の首都であり政治の中心。合衆国大統領官邸(ホワイトハウス)、合衆国議事堂(キャピトル)、そして合衆国最高裁判所(U.S.Supreme Court)があります。

エントランス ワシントンD.C.弁護士会 (通称)D. C. Bar

ワシントンD.C.弁護士会は1972年に設立され、コロンビア上訴裁判所の機関の一つとなっており、通称“D.C.Bar”と呼ばれ、2000年現在7万3,000人の会員がいるとのことでした。東京弁護士会からは、(1)弁護士会の財政、(2)弁護士会の対内活動、(3)弁護士会の対外活動、(4)弁護士会の将来の展望と悩み、(5)裁判所との関係についての質問とこれに対するD.C.Barからの回答を中心として、活発な質疑応答がありました。

活発な質疑応答
特にこの質疑応答の中では、D.C.Barが裁判官の選任に積極的関与をしていること、D.C.Barの中に裁判官を評価する委員会があること、D.C.Barにおいてはロビー活動ができないこと、プロボノ(公的活動)として低所得者層を対象としたLegal Counseling Centerを開設していること等が印象に残りました。

日本の弁護士会において強調される「弁護士自治」と言うものは、D.C.Barでは存在しないものなのだということが特に感慨深く知らされました。

2. ニューヨーク・シティ弁護士会

ロックフェラービル 合衆国裁判所 摩天楼
クライスラービル 合衆国裁判所 摩天楼

ニューヨークは、アメリカ合衆国最大の都市。アメリカのみならず世界の経済、金融、ビジネスの中心です。マンハッタン島は、5つの区つまり、ミッドタウン、ダウンタウン、アップタウン、ロウアー・マンハッタン、アッパーマンハッタンに分かれ、ニューヨーク・シティ弁護士会はこのミッドタウンに、裁判所はロウアー・マンハッタンにあります。


図書館入口 図書館館内 図書館廊下
N.Y. 弁護士会入口 図書館館内 N.Y. 弁護士会廊下

ニューヨーク・シティ弁護士会では、まず図書館を見学後、役員や会長から、(1)Law Reform:法律改正への弁護士会の関与、(2)Judicial Selection:裁判官の選任への弁護士会の関与、(3)Disciplining Lawyers:弁護士倫理の研修と綱紀、(4)The Futures of Association:パブリック・サービスとメンバーズ・サービスをバランスよく提供し、又、ヨーロッパやアジアの弁護士会との交流も図りたいこと、(5)Access To Legal Service:プロボノ(公的活動)の重要性、(6)Centinuing Legal Education:継続的な法律研修として、弁護士会としてのC.L.Eを義務化したこと等につき報告をしていただきました。ニューヨーク・シテ
役員や会長
N.Y.弁護士会会長(左)
ィ弁護士会の役員の方々からの報告につき、東京弁護士会からの質問もあり、熱心な意見交換が行われました。夕方からは会長主催のカクテル・レセプションが開催され、ニューヨーク・シティ弁護士会の会員のうちでも日本に事務所を開設している法律事務所の弁護士等多数が参加して、ニューヨークにおける法律サービスのあり方等につき実に有益な話し合いの機会を持つことができました。


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